1月10日のニューヨークタイムズの紹介です。アメリカCDC(疾病管理予防センター)の報道で、来週あたり再びコロナ患者が急増する恐れがあるとのことです。全米の下水監視システムで下水中のウィルスを調査した結果です。2022年1月のオミクロンが拡大した時の下水中のウィルスのレベルは基準値より23値が上でした。(基準値の内容については不明)2023年12月30日時点で値は13でかなり高水準です。この数値がかなり増加する恐れがあるとのことです。それに伴い、コロナ患者が急増する恐れがあります。
日本ではいくつかの下水処理場でウィルスの調査をしていますが、アメリカでCDCが報道している内容と比べるとあまり耳にしません。もっと広報すべきと思います。下水の監視システムを増やしてもらいたいと思います。こうした分野にも予算をつぎ込むべきです。国際間の人流が増えていますので、アメリカ(他国でも)で新種のコロナが流行すると日本でも再度流行する恐れがあります。