ビッグモーターによる保険金不正請求問題で損保ジャパンが不正を認識しながら取引をしコンプライアンス体制が機能不全を起こしていたと指摘されました。保険は万が一のための保険です。
損保ジャパンはその点機能不全だったという自らの体験談です。2011年1月東京都の仕事で小笠原に住宅調査に行きました。帰路、深夜八丈島近辺で、強風、三角波で私が寝ていた部屋の窓が割れ、顔にガラスが当たり軽傷でしたが出血しました。また、海水で来ていたスーツがずぶぬれになりました。同時に、ポケットに入れていた携帯電話もずぶぬれに、カバンも海水につかりました。竹芝桟橋に到着し、海上保安署の事情聴取を受けました。公文書に事故としての記録が保存されました。
まもなく小笠原海運の担当者が弊社に来訪、お詫びとお見舞いの言葉を述べて下さいました。「後の手続きは会社が契約している損保ジャパンに任せます」と言われました。
しかし、損保ジャパンからなかなか連絡がありませんでした。10日ぐらい経過して損保ジャパンの鈴木さんと言う名前の女性から電話がありました。その内容は以下の通りです。「①インフルエンザにかかり会社を休んにでいました。②事故の様子を聞かせて下さい。③携帯電話が海水に濡れて使用できなくなったと言う証拠を出してください。・・・」内心怒りました。まず最初に発すべき言葉、挨拶は、「インフルエンザで連絡が遅れたことお詫びします」、次は「この度は事故に遭われお見舞い申し上げます。」と言う見舞いの言葉です。そうした挨拶もできない、幼稚園児以下の損保ジャパンの社員の無礼なマナーに驚きました。また、携帯電話が海水に濡れ使用できないと言うことの技術的な証明をしてください、の発言にも驚きました。個人で証明などできません。常識的に考え、海水に濡れれば機器はいずれ錆てある段階で交換せざるを得ません。
次なる問題は、損保ジャパンの代理店の社長(高齢の男性)(豊島区内の住所)が来訪し、「具体的な手続きは私が担当します」との挨拶でした。「必要書類を送ってください。」(携帯電話の交換の費用の領収書、カバンを買い替えた際の領収書など)書類に必要な内容を記入し、領収書を代理店宛に郵送しました。1週間以上経過し何ら連絡がないので、私は代理店に電話しました。驚きました。「すいません、本社に書類を送るのを忘れていました」ということでさらに手続きの日数が延びました。
本来まさかの事故の際のお役立ちとして保険会社が存在していると思っていましたが、挨拶レベルも、事務手続きのレベルも幼稚園児以下。それが私が体験した損保ジャパンの実態でした。社長も社員も猛省してください。有名会社だから、有名会社の社員だから、・・・と信用してはいけません。困っている人を助けると言った意識に欠けています。少しでも支払いを遅らせようとしています。少しでも支払額を減らそうとしています。損保ジャパンの社員に質したいです。