巨人軍堀内のドジャースのキャンプ参加思い出話し、自主性を重んじる練習、日本と大違い

読売新聞の「時代の証言者」で60年代後半から70年代に欠けて巨人軍のエースだった堀内が思い出話しを語っています。「1968年ドジャースのキャンプに参加させてもらった。・・・キャンプは新鮮だった。日本ではやらされる練習だったが対照的に個人に任される部分が多く・・・」日本のスポーツ界で最近でも、監督、コーチ、先輩が選手を殴ったり、パワハラ言動で抑圧的な指導をしている報道に接します。スポーツばかりでなく学問の世界でもです。日本のスポーツ界の大きな問題です。日本には「指導方法」を教える、学ぶ、カリキュラムはありません。それぞれの指導者が自分流で勝手に指導?しているだけです。欧米では「指導方法」が確立し、指導者になるためにはそうした勉強もしなければなりません。欧米ではパワハラ、セクハラなどあれば裁判で高額(億円単位)の損害賠償命令の判決が出されます。昔話ですが、明治大学の野球部監督はすぐ選手を殴る、と言った指導方法でした。それが肯定されることも不思議でした。昔の話の続きですが、大学生野球で日米交流試合で、アメリカの学生チームはガールフレンドが大勢応援に来て賑やか、楽しそうでしたが、日本の学生チームは女性はゼロ。江川が観客席の女性に声かけられ話をしていたら監督から叱られたなど新聞にエピソードとして紹介されていました。アメリカチームは楽しそうに試合をし、日本の学生チームは緊張感の中で試合をしていました。緊張感は大切ですが、おかしな緊張感はマイナスです。指導者が指導方法を心理学、医学、教育学などの観点から客観的に適切に指導できるよう学ぶ必要があります。

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