Dezeenというイギリスの建築の専門誌の賞の審査員が発表されました。日本ですと審査員は大学教授を中心に構成されることが多いですが、欧米では異なります。欧米の大学教授は授業と研究に専念しなければいけない義務があり、外の仕事にはあまり参加できません。日本では大学教授は能力があり中立だと思われ、様々な場面で審査員になっています。実態については疑問符が付きます。今年のDZ誌の審査員は以下の4名です。女性2人、黒人、アジア系の方もいます。Crawford女史は白人女性でインテリア審査部門の担当。Teo Yangは韓国人、住宅や商業施設部門の審査の担当。Benjamin Hubertはイギリス人男性、デザイナー、ナイキやグーグルのデザインなどを担当しています。Orajumoku Adenowo女史はナイジェリア人建築家、公共施設や複合施設の設計をしています。多様性に富んだ審査員体制です。日本でも採用すべき審査体制です。
英国建築専門誌の賞の審査体制、4人の民間の建築家
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