都議会で女性活躍の活発な質疑

 12月10日東京都議会で「女性関連施策」について活発な議論がありました。働き方、トイレの混雑などについてです。好ましい様子と思います。以前も書きましたが、半世紀前スウェーデン、アメリカでインターンとして働いていた時、5時で全員が帰宅し、残業で残る方はゼロでした。イギリスの大手企業英国石油(BP)社に就職した私の後輩は上司から「家族を大事にしろ(残業しないでさっさと帰宅し家庭サービスをしろ)」」とお説教されたと本人から聞きました。

 私の本職は建築家です。自らの設計の際、また、公共事業で意見を求められた際、女性の働き方の観点から意見、助言をします。いくつかの事例です。まず、階段の手すりについて、女性のプライバシー保護の観点からの設計になっているか?プライバシー配慮に欠如した階段の手すりの設計が多いです。見上げるとスカートの中が丸見えになる設計が多いです。2番目に、トイレの数について、女性は、男性と比較し、トイレでの所要時間が長いです。男性トイレよりも多めに、かつ、少しゆったり目に設計しなければなりません。また、プランニングの際、安全面への配慮も必要です。3番目に床材について、デザインに凝り過ぎ、御影石でピカピカに磨き、鏡状の床材を見かけます。スカートの中が丸見えになります。4番目に家具について、昔の価値観の男性が偉そうにそっくり返って座るようなデザインの椅子は女性に不向きです。5番目に、工事現場について、女性の監督員、女性の作業員のために、女性用トイレ、女性用更衣室、休憩室が必要です。

 以上のような指摘をすると多くの方はポカーンとして、原田は何を言いたいのか?という顔をする方が多いです。建築界も女性の参画の観点から見ると改革をしなければならないことが多いです。

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