ブルガリア、トルコ、日本経済比較

5月ブルガリア、6月トルコを訪問。経済比較、気になる社会の側面についてです。

1 ブルガリアの人口754万。トルコ、7,667万。

2 ブルガリアのGDP558億ドル。トルコ8,221億ドル。日本4.92兆ドル。一人当たりGDPは、ブルガリア7,752ドル、トルコ9,680ドル、日本38,633ドル。トルコのイスタンブールは体感として東京並みです。公共料金(地下鉄、市電など)東京とほぼ同額です。

3 建設投資額について、2013年ブルガリアは22億ドル、トルコ362億ドル、日本2,722億ドルです。

ブルガリアのソフィアで4つ星のホテルに泊まりました。ホテルの部屋はコンセントが2つしかありません。スタンド照明とテレビでふさがっていますからコンピュータを使う際、スタンドの照明器具を消してコンピュータの電源コードにつなぎかえます。電気設備設計に問題アリです。1階のショップに土産物をと立ち寄りました。レジ脇に若い女性の店員がいましたが挨拶もせずでした。共産党時代の悪い習慣がまだ続いています。ブルガリアの友人に聞くと、非効率、不正、腐敗が多くあるようです。また、建設分野では技能労働者が不足し手おり、職業訓練が必要と感じました。

トルコ、特にイスタンブールは観光都市として発展しています。多くのホテルがあり、外貨交換所もあちらこちらにあり、深夜まで営業、日本円を含む多くの外貨の交換をしています。東京都内にこうした外貨交換所はありません。大型の観光バスが多数駐車できるスペースが確保されています。銀座に大型観光バスが駐車できるところはありません。観光都市としては東京はイスタンブールに完全に遅れています。総理も都知事も観光戦略と声高に叫びますが、総理も官僚も、知事も都庁マンもおそらくこうした現実を知らないのでしょう。

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