議会対策というと国会レベルでは、国対委員長が官房機密費で野党の幹部を料亭で接待、議事進行の下打ち合わせを想像します。港区でも元区長の時代までは重要な議案審議の前に区長が議会の実力者を銀座のクラブなどで接待し、議事進行の下打ち合わせをしていました。その費用は一人当たり4万円と聞きました。お金はどのようにねん出するのでしょうか?私はそういう場所とそういう方法が嫌いです。「ナイトクラブは嫌い、女は嫌い、酒は嫌い」と発言、議会対策と称するナイトクラブや料亭での接待は一切しませんでした。接待を受けることを楽しみにしていた一部議員諸氏からすると期待外れの区長でした。会費制の食事を介しての意見交換は良いと思いますが、ホステスをはべらせの会議は禁止すべきです。特に女性の議員や女性の幹部職員がこれから増えるでしょうから、なおさらのことです。
議会が始まると1時から休憩をはさみ8時、9時くらいまでの審議が連日続きます。私の議会対策です。食事をすると眠くなります。おなかを壊したりするとまずいです。朝食はおかゆ一杯。ユンケル皇帝で元気をつけました。昼はこんにゃくゼリーでおなかを膨らまします。夜遅く自宅に戻り、軽めの夜食。議会に出る前は、区長室で格闘技の前の準備運動のような運動を数分して体と精神を戦闘モードにしました。常時、生ものと餃子などにおいの出る食材、アイスクリームのような冷菓は一切手を付けませんでした。私の議会対策でした。ユンケル、おかゆ、こんにゃくゼリーにお世話になりました。