岡山県内の国宝建築を見学

10月下旬、日本建築研究会という伝統建築を勉強する仲間と岡山県内にある国宝建築など、見学しました。吉備津神社本殿、拝殿(国宝)、比翼入母屋造りの形式、大仏様の手法です。また、数百メートルにわたる回廊が特徴です。 首相を務めた犬養家(伝統的な民家づくり)、備中国分寺五重の塔、(第一号の法隆寺の五重塔と比べるとスリムで下階と上階がほぼ同じ大きさに見えます。平地でなく小高い丘の上にそびえたちます。岡山城、閑谷学校、備前藩主池田光政が庶民も含め多くの子弟に教育を施したいと建立した学校です。かなり山奥です。このような立地条件の中で立派な学校を建てた藩主の見識は立派です。また、孔子の儒教の教えを基に教育がされたとのことで、孔子廟もあります。中国人が多く見学に来るとよいと思いました。民家大國家(吉備津神社と様式が似ています)、和気町が管理しています。小さな町役場にとり、誇りであると同時に費用が掛かる管理は大変と思います。当日、日曜日にかかわらず教育委員会の若手職員三人が説明に来てくださいました。その後、真光寺本堂、三重塔、福生寺の三重塔を見学しました。後日、詳細な解説、感想を書き留めたいと思います。

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