技術士全国大会で女性の社会参画について提言。

平成28年11月14日技術士の全国大会が横浜市で開催されました。私は男女共同参画の分科会で発表と進行役を務めました。日本では女性技術者が働くハードルは高いです。話題提供者は女性教育会館理事長の内海房子氏、パネラーは安藤哲也氏(イクボスの推進者)、山口理栄氏(育休後コンサルタント)、安和広乃氏(横浜市で働く女性のネットワーク)、角谷竜二氏(建設会社、当日は身内のご不幸で欠席)と私です。私が女性の社会参加に必要な条件整備として主張したのは3点。(1)労働慣行の改善:欧米の体験、勤務時間は8時から17時、残業なし。帰宅し家事、育児、地域活動への参加ができます。転職自由。ニューヨークタイムズの社長は2代続き女性。1人は元高校の校長。日本も欧米並みに。(2)都市構造の改善:東京圏で通勤時間1時間以上が3割。疲労、保育園の送迎、育児、家事への参加が困難。欧米の都市の通勤時間は短い。都心居住が多い。コンパクトシティへの改善が必要。(3)社交スタイルの改革:日本の社交はナイトクラブ、料亭、居酒屋で、女性の参加は困難。欧米の社交はビジネスランチ、ホームパーティ。女性も気楽に参加できます。2人きりで料亭で相談したいと言われたら、女性の参加は無理でしょう。分科会に多くの方の参加をいただき、議論が盛り上がりました。今後益々議論を高め、女性の社会参加が具体化が進むことを期待したいと思います。

 

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