港区長秘話60、金正男事件に思うこと二題。

金正男氏が殺害されました。大きな報道で、また、背景説明がされています。思うこと2題。2001年偽造パスポートで日本に密入国、逮捕され国外追放されました。今や公然情報ですが、区長時代親しい警察関係者から「金正男氏が(港区内の)赤坂の韓国クラブを頻繁に訪問し豪遊していたことは承知していた」と聞きました。この話はすでに多く報道されていますが。ここから一点。日本政府の外交べたです。金正男氏を切り札に大胆な毅然たる外交を展開すべきでした。日本的に事を荒立てず、まーまー方式での対応でした。

殺害の背景。様々な報道で異母兄弟の金ジョンウン氏が金正男氏の影響力を恐れ、また、マカオでの氏の経済活動(利権)を敵対視したという解説があります。私は政治家でなくたまたま頼まれ区長を務めました。政治的野心も全くなく、マイペースで好きな仕事をしてきただけの人生です。区長退任後、港区内のいくつかのサークル活動に誘われ、社交と思い参加しました。ひたすら仲良くし、政治的発言は一切なしです。数年前サークルの責任者から「原田さんは元区長とどういう関係か?」と聞かれました。やんわり適当に回答しました。質問が唐突で違和感を感じました。元区長氏からある種の圧力があったのでしょう。しばらくしてそのサークル活動に居ずらいような体験をしました。居ずらいし逆にそのサークルにご迷惑が掛かってはと思い、退会しました。元区長氏は地域活動を支える文化スポーツ財団理事長、体育協会理事長を務めていました。原田がサークル団体で楽しく活動していることをよしとしなかったのでしょう。バカバカしい限りです。幼稚園生レベルの仕掛けです。人生、こういうこともあるという例です。私は専門的な知見を有し、国内外に特殊なネットワークを持っていますから他のサークルからも時々お誘いをいただきます。そのたびに「区役所にご迷惑をかけるといけませんので」とお断りをしております。私はある種のイジメと認識しました。

港区教育委員会は数年前いじめ事件を踏まえイジメに関するシンポジウムを開催しました。私は教育委員会の幹部に港区の上層部がいじめをしていて何がいじめ撲滅シンポジウムだ、何なら私が会場で発言しましょうか、とソフトにかつ冗談風にお伝えしました。

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