友人のお父上の除籍謄本。

大学時代の同級生H氏が突然区長室に渡しを訪問しました。「父親が亡くなり除籍謄本を取りに来たら区長名に原田敬美とあり、驚き、区長室を訪問した」とのことでした。H氏は私が港区長になったことを全く知りませんでした。原田が政治家になるはずがないと思っていたことでしょう。また、一般ニュースを見ていなかったのでしょう。H氏のお父上には学生時代大変お世話になりました。そういう意味でお父上の除籍謄本の証明者を私が務めたのは、お父上に対する感謝の気持ちと感じました。

学生時代オフィス環境の研究をしました。スウェーデン留学で研究した快適オフィスについて日本で研究しようと考えました。オフィスを研究するということは、会社の理解を得て内部に入らせてもらう必要があります。会社を選ぶこと、中に入り調査させていただくこと、大変困難でした。H氏に相談し、お父上の会社(有名な上場企業)で調査させてもらえないかお尋ねしたところ快く了解いただき調査させていただきました。またお父上から雑談を通して様々な有益なお話を聞かせていただきました。その後、H氏の結婚式でお目にかかっただけで交流が途絶えてしまいました。不思議なご縁で、お父上の除籍謄本を私の名前で発行したことは気持ちとして嬉しい思いでした。H氏は建築学科の同期で大変優秀な成績を残しました。デザイン、研究活動二刀流で頑張っていました。

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