日本の大学にない学問分野、アメリカの大学と比較し

アメリカの大学で20歳と25歳の時と2度勉強しました。その後多くの大学を訪問し、また友人との交流で大学の様子を聞きます。日本の大学と似て非なるものが多くあります。いくつか話題を紹介します。

日本の大学は、文部科学省が箸の上げ下げまで指導監督します。アメリカの大学は国家認定の大学はなく、極論すれば私塾のような位置づけです。大学の連盟組織という民間組織が学科を認可します。

アメリカの大学で、学科で面白い分野を紹介します。その1、カジノ学です。日本では近くIR統合リゾート、つまりカジノが解禁になります。人材教育どうするのだろう時になります。ラスベガスやリノなどカジノを抱えるネヴァダ州では州立大学でカジノ学を教えています。カジノの人材養成をし、雇用をつなげています。統計論、カジノの経営論、警備論、おもてなし論、ゲーム論などで、しかも、実践的です。明治時代、欧米から専門家を招致し指導者と仰ぎ欧米の新技術を若者に学ばせました。カジノの人材養成に明治時代のように欧米の専門家を指導者として招へいし、日本独自の学問体系を構築すべきでしょう。でなければ欧米のカジノ会社にいいように利用されるだけでしょう。

その2、不動産学です。アメリカでは不動産業は学問です。代表的にはハーヴァード大学建築大学院の中に不動産学科があります。日本では浦安にある明海大学のみと思います。どのような開発デザインをしたらどのような価値を生み出すか、どのように投資したらどのようなリターンがあるか、資金をどのように集めるか、不動産に係る法律、経済などです。

その3、技術政策学です。昨年東京の政策大学院で、アメリカのジョージタウン大学の技術政策論の教授チャールズ・ワイス氏が技術政策論について講演しました。私もホストのM氏のお誘いで拝聴しました。技術立国である日本でこそ必要な学問分野と即座に感じました。が、日本では技術政策学を研究している大学は耳にしません。

残念ながら、文部科学省も大学の研究者も「学問」というと、たとえ話ですが、明治時代の学問を学問として見做し、上記のような新しい時代のニーズに対応しようとする姿勢が必要です。

日本の大学にない学問分野、アメリカの大学と比較し」への1件のフィードバック

  1. 松延 洋平

    日本に欲しい学問分野として 私が ご紹聘しご紹介した科学外交政策の創始者 WEISS先生のことを高く評価して頂いたこと感謝申し上げます。これからの外交にとっても 科学技術特に途上国にどう 移転するかなどの 国際協力分野における進め方について 日本で広く 産官学で議論を呼びたくてのことであります。
    まず 東京でも 通訳なしで講演会をかいさいすることは 集客に大変苦労することを見に沁みて痛感しました。

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