建築家隈研吾氏、東大での教育、研究は大丈夫か?

建築家、隈研吾氏のデザインの活躍ぶりは敬意に値します。一方「東京大学教授」という肩書、本来、東大教授が本職であるべきですが、大学での教育、研究が適切になされているか、他人事ながら心配です。

アメリカの大学では教授は月曜から金曜まで、9時から5時まで、大学に居て、講義に加え学生の質問や相談に乗るのが仕事です。教授の授業に対し、学生が毎学期厳しい評価をします。アメリカの大学は授業料が高額です。教授が自己都合で講義に手を抜いたり、また、大学にいないと、学生が教授に厳しい評価をします。また、授業料返還や大学教授の仕事ぶりの不適切さに対し裁判を起こすと思います。

ましてや国立大学教授という公務員がいわばアルバイト(これが本業のようですが)に明け暮れしていること自体が問題です。本来、公務員法に違反します。デザインビジネスに専念したければ大学教授を辞任すべきです。日本の大学特有のいい加減さです。アメリカの大学ではありえません。留学生の視点に立てば、隈教授の下で研究したいと東大に留学した学生がいるとすれば、失望することでしょう。

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