真逆、真逆に動く人生、だから面白い!?

建築のデザインをしたくて大学で建築デザインを勉強しました。さらに、海外で最先端の勉強をしようと、アメリカ、スウェーデン、アメリカと3度留学し、すばらしい指導者の下で勉強しました。医者は医学部で6年間勉強します。私は10年間勉強しました。勉強の期間だけなら医者以上です。(しかし、日本の社会での評価、報酬は真逆です)。

30歳で独立自営。友人や親戚から住宅の設計依頼があるだろうと期待していたらナシ。一方なぜか役所から研修講師、原稿執筆依頼、コンサルタント依頼がありました。

学習歴から、さらには、最先端の建築の研究をし、世界の指導者層の建築家との付き合いなどから、大学の建築学科から講師依頼があるのではと思っていたら、現在までゼロ。(海外の大学からはありましたが)

学生時代から、建築学会、建築士会、都市計画学会、建築家協会に入会しました。40代になり、各団体の専門誌の蔵書が大量になり整理、処分しました。その際、建築学会は学者が中心の組織、建築士会は役人が主導している組織、都市計画学会は学者が中心の組織、建築家協会は実務家の建築デザイナーの組織、したがって、建築学会誌、建築士会誌、都市計画学会誌を処分、廃棄し、建築家協会の会誌を保存することとしました。すると、なぜか、都市計画学会から学術論文の審査をする学術委員を委嘱されました。建築士会から委員、理事を委嘱されました。逆に自分の活動が最も近いと思っていた建築家協会からは何も依頼がありませんでした。

仕事も真逆でした。某製薬会社から「原田さんは薬局の設計をしたことありますか?」原田「ありません」製薬会社「それでは原田さんに薬局の設計をお願いします。経験のない方に白紙でデザインをしてほしい」と依頼されました。30件薬局をデザインしました。某小型船舶メーカーから「原田さんヨットハーバーの設計をしたことありますか?」原田「ありません」メーカー「それでは原田さんに設計をお願いします。経験のない方に白紙でデザインをしてほしい」と依頼されました。北海道の小樽マリーナなどは私のデザイン(基本デザインのみですが)です。

30代の時、面識のない某役人から「原田さんは防災、木造密集地域改善の仕事したことありますか?」原田「ありません」某役人「それでは原田さんに防災や木造密集地域の改善のための調査、研究、まちづくり計画をお願いします。経験がない方に白紙で検討してもらいたい。」その後、この分野の調査、研究を10年以上続け、結果、博士論文につながりました。

政治の世界は、学究活動を長年続けた私にとり、全く無関係の分野です。実際関心ありませんでした。政治家との付き合いもありませんでした。突然、「政治の素人がよい」「民間人がよい」とのことで当時の港区長S氏から後継者として出馬要請がありました。政治に関心がないがゆえに政治を客観的、かつ、第3者的に冷静に観察、判断ができたと思います。

真逆、真逆の人生でした。予想しなかった世界を見ることができました。しかし、人生の最終段階に入り、もともと関心のあった建築デザインを全うできるよう祈っております。まだまだ頑張っております。

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