上尾市市長と議長の不祥事に思う。港区でも官製談合

10月30日(月)午後、上尾市民の技術士から電話がありました。「間もなく市長と議長が公共事業の談合で逮捕されるらしい」との報告でした。私は「またかー」と思いました。市民が気の毒。真面目な職員が気の毒と思いました。一方、上尾市幹部職員は市長や議長の不正に協力していたかもしれません。(11年前福島県知事、和歌山県知事、宮崎県知事が逮捕された際も出納長や土木部長なども協力者として逮捕されました。知事に恩を売って副知事や外郭団体のポストを期待していたのでしょう。)同時に、監査委員や監査事務局職員は何をしていたのか、と憤りを感じます。不正、不適切な契約に対し問題指摘するのが監査の役割です。上尾市の監査委員や事務局長は市長のゴマすり監査役なのか、無能なのか、どちらかです。市長も議長もポストにふさわしくない人柄です。単なるワルがたまたま市長、議長になり、つるんで不正をしたということでしょう。

これまで書きましたが港区でも官製談合がありました。私の耳に入った以上叩かざるを得ません。でなければ、原田は不正に与する区長と疑われます。私は大胆な契約改革をしました。港区ではベテラン区議Yが官製談合のキーマン。元区長S氏が「俺の盟友だ」と私に言った人物です。港区の談合について麻布十番のK氏からも詳細、具体的な情報を聞きました。K氏も何らかの形で関与しているのでしょう。だから詳細を知っているのです。私が談合が起きない契約改革を進めた(設計者をプロポーザル方式で選定するなど)ところ、ベテラン区議は私に凄んできました。「おめーのせいで契約制度がぐちゃぐちゃになった」と、「おめーはSチャンの後継者なんだから契約制度は昔のままでやってくれ」、「談合なんか無くなんねー」などでした。噂ではY氏はS元区長に「原田のせいで小遣いが入ってこなくなった」と泣きついたと耳にしました。

談合自体問題ですが、ガバナンスの観点からも問題です。アメリカではケネディ、クリントン、オバマと40代の大統領が就任、全てが大統領に従います。「俺が影の大統領」などいません。日本文化大好きですが、日本の仕組みで最悪の問題、年功序列、先輩が若者に威張りちらし、無理難題を吹っ掛ける。それで、東芝、オリンパス、最近の神戸製鋼、日産など、問題噴出です。「俺はベテランの区議だ、おれが影の区長だ」と威張り散らす区議自体、区政の癌の一つ。この手の区議が少なからずいました。教養を感じないただ長年区議をしていただけの人物が若い区長に「おめー」ですから困った人物です。幹部職員も何らかの形でベテラン区議の官製談合にかかわっていました。U助役、政策経営部長、契約課長、担当部門の課長などです。公務員は不正を見つけたら司法当局に通知しなければならない義務があります。そういう点でも港区幹部職員は失格です。幹部職員もベテラン区議に「先生、先生」とぺこぺこ。滑稽な姿でした。武井現区長は、ある幹部曰く「現場を知らない総務しか知らない人物」とのことです。私の区長時代70人の課長の中で最もおとなしい人物。話し方も小声でボソボソ。官製談合の連中には都合の良い区長でしょう。

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