教えること、学ぶこと

昭和31年ピアノの発表会のプログラムが見つかりました。小学校2年の時です。私がバイエル69番を演奏と書かれています。貧しい家庭でしたが、母親が音楽の教養を身につけろという方針でした。
その後、お茶、生花、柔道、(こうした知識は留学時、友達作りに役立ちました)、剣道、モータースポーツ(大型2輪)、マリンスポーツ(小型船舶免許)、留学のための英会話等学びました。現在も学びを続けています。幸いすばらしい指導者と出会い、能力もセンスもない私をうまく指導していただきました。
専門の建築、都市計画、インテリアは、すばらしい世界的な指導者の下、ハードなトレーニングを受けました。
自ら学ぶ側でいると、浅学菲才でも、自分が年の功で教える側に立つ時に、どのように指導したら、学び手にとりより学びやすいか、ある程度分ります。
時々指導者の不祥事のニュースに接します。暴力、暴言、時には死、指導対象者の異性を愛人にするなどの内容です。指導者として不適切です。そうした方は、真面目に学んだことがない方か、真剣に教育を受ける機会がなかった不幸な方がたまたま指導者になってしまったとも思います。
指導者の責任は重大です。常に、学ぶ側にも軸足をおいておくと、自分の教え方が内省できると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です