東京高検検事長黒川弘務氏の辞任、検察・法務省の問題

2020年5月22日黒川検事長が辞表を提出したと報道がありました。新聞記者と賭け麻雀をしたとのことです。日本では法律に賭け事禁止とありますから立派な犯罪です。私は麻雀もしないし(知りません)ギャンブルに全く関心がありません。(私は世界共通の法律は当然として、国家によって偏ったと思われる法律は見直すべきと思います。世界中を歩き多くの異文化の方とのおつきあいからそのように思っております。あるいは守れない法律なら改正したらよいのです。)黒川氏は長年賭け麻雀をしていたとの報道です。逆に言えばこうした生活習慣、癖を持つ人物を検察庁や法務省が最高幹部(事務次官や東京高検検事長)にしたこと自体驚きです。周囲が問題指摘し本人を指導するか、あるいは、途中で出世競争から排除すべきでした。このようなでたらめな人物が検察幹部に居たのは残念です。

検察は「法と証拠に基づき」、と台詞を吐きます。これまで検事が証拠をねつ造したり、被告に有利な証拠を隠し、冤罪になった事件が多くあります。代表的には厚生省元局長の村木さん事件。手柄を焦ったか、あるいは走りだし収拾がつかなくなったのか、証拠をねつ造し村木さんを有罪にしたバカ検事。その上司のバカ検事。今はどのように暮らしているのでしょうか?反省し暮らしているなら良いですが。栃木県足利市の菅谷さんの冤罪事件。栃木県警のバカ警察官の捜査の方法論のミスで無実の方を有罪にしました。DNA鑑定がまだ不確かな時代、不確かな証拠を基に検察は有罪にしました。古くはゼネコン汚職の捜査で事情聴取をしている際、相手をぶん殴ったバカ検事。その後その検事はどうなったのでしょうか。検事ですら相手をぶん殴るのですから暴行事件の加害者の気持ちは十分理解できるのではないでしょうか。検事は被疑者に偉そうなこと言えませんね。まだまだ多く事例があります。

港区赤坂特養の問題だらけの積算書

港区立赤坂特別養護老人ホームの設計は、私が区長就任前(2000年6月)、前任のS区長が発注しました。私が区長就任後、「担当の設計事務所が予定価格の8%で落札した、裏にゼネコンが付いてる。」と議会で共産党のKが発言。(いつも怒鳴りまくるパワハラ議員。高級外車に乗る品格に問題ある方。)また、複数の方から具体的な踏み込んだ裏話も届けられました。某課長から前任のS区長が、区長交代前に急いで発注した、との話も聞きました。私はこの設計の内容に注意を払いました。

翌年2001年3月に設計図書が納品されました。積算書を私自らチェックしました。(既に原田敬美のブログに書きました)積算額は30億円でした。施設課職員はチェックをしようとする意欲、意識は無いと感じました。自ら積算書に赤を入れ、5億円の減額を施設課長Kに指示しました。(施設課長にチェックしろと指示するだけなら、「問題ありませんでした」と回答が来ると疑ったので、問題個所を自らチェックしました)しばらくして課長でなく係長が積算書の修正案を区長室に持ってきました。(課長は能力に問題があったのか、区長から厳しい問いかけを恐れたのか)約3億円の減額でした。もし、私が積算書をチェックしなければ少なくとも3億円ゼネコンは不当利益を得たことになります。一般的に「議会が行政をチェックする」と言われていますが、議会に専門家はいないし、こういう分野には遠慮して発言しない暗黙の決まりがあったような感じを受けました。「原田区長が一人で騒いでバカだなー。」といった雰囲気でした。本当は積算額はもっと減額できたはずと今も忸怩たる思いでおります。もともと小学校の建築。それをコンクリートを残し、活用し、老人ホームに用途転換(コンバージョン)する内容です。さらに、ある機能を増築で新築する内容です。

積算の概算の考え方です。改修部の面積は約1600坪(5254㎡)、コンクリート構造はそのまま活用しますから構造費はゼロです。仮に新築工事費単価坪100万円とします。(100万円はかなり高級な仕上げです)すると構造費を除き改修費は高めに見ても坪70万円。すると切り上げで約12億円となります。次に新築部分の面積は約1100坪。坪100万円として11億円となります。単価を高めに設定しても、合計で23億円となります。施設課の最終的な積算額は28億円でした。ゼネコンに有利な積算額です。議会からも監査委員からも何も指摘なしでした。私としては当初の30億円から3億円減額させ、かなり税金の節約をしたと自負がありますが、どなからも激励の声はありませんでした。孤軍奮闘でした。施設課の職員のみなさん、今は知りませんが、当時、もっとしっかり仕事してほしかったと悔やんでいます。適切な利益は必要ですが、不当な利益5億円と思いますが、どこに消えたのでしょうか。

51年前のアメリカの検疫

51年前の1969年早稲田大学交換留学生としてアメリカに留学しました。入国に際し、留学ビザが必要で、用意する書類は結構大変でした。アメリカと日本の経済格差故、アメリカで働き稼ごうとする人が相当数いたのでしょう。現在も途上国からアメリカで働く目的で不法入国する方が相当数います。

検疫も書類用意が大変でした。アメリカからすると日本はまだ経済発展途上国。大卒初任給で比較すると69年は2万円台、アメリカは18万円、6倍から7倍の経済格差がありました。①天然痘の予防注射をした証明書。(天然痘をばらまかれたら困る)②アメリカ大使館指定の病院(新宿区中落合にある聖母病院など)での健康診断書。(病気は無く、留学生活に耐える健康状態であるという医者の証明書)。(留学中病気になったら困る)③レントゲンの実物大のフィルム。(結核菌をばらまかれたら困る)フィルムはA-3サイズ程度ですが、これを手荷物で持参し、入国の際、検疫官にレントゲン写真を見せ結核でないことを証明しました。健康診査(検疫)で結構厳重だなと感じました。20歳の学生からすると、ビザのこと、検疫のことなど全く無知で命令された通り動くしかありませんでした。今は日本は経済、健康の優等生、世界中どこへ行っても、入国の際、健康のことを問われることはありません。

最近のように世界的に疫病が拡大、蔓延する時代、それぞれの国の政府が国民の健康、衛生環境を守る為に検疫活動が大切であることが分かります。特定の国を差別するのではなく、当該国で疫病が流行していれば、即、その国からの入国禁止措置を取らなければなりません。今回の新型コロナウィルス蔓延では入国禁止措置が結果として遅すぎました。

外出自粛要請後の六本木風景

六本木=夜の街というイメージがあります。私は40年近く六本木で建築事務所を経営しております。2000年頃から、夜9時過ぎになると、ナイジェリア人を中心にしたアフリカ人の客引きが大勢幹線道路歩道に立ち、客引きをしています。また、ガールズバーの日本人女性の客引きが2,3人づつ、2、3のグルーブで歩道に立って客引きをしています。また、金曜日、土曜日、日曜日の朝は酔客相手の中国人女性の客引きが2,3人づつ6つくらいのグループで歩道に立って、猛獣が草原で獲物を狙うがごとくの目つきで客を狙っています。これはと言い客が見つけると、2人の女性が両腕をつかみどちらかに連れてゆくのを何度も目撃しています。港区は、区長が客引き対策をしていますと新年会などで挨拶しますが、小さな文字で看板を数か所に出しているだけ。全く実効性がありません。いわゆるお役人仕事、やってますとアリバイ作りだけし、実態は何もしていません。武井区長の性格丸出しです。麻布警察署地域警官も客引きを無視し通り過ぎます。上司から、しょうがないからほっておけと指令があるのでしょう。

外出自粛要請が出てから六本木はお店も閉まり人出もほとんど見かけなくなりました。したがって客引きも見かけなくなりました。毎晩歩く立場からすると、声をかけられるだけで不快になりますが、今は安心して歩けるので快適です。このままの状態が続くとよいと客引きから迷惑を受ける立場からすると、良い状態です。いずれ、元の街に戻ると、また、仕事疲れの中、聞きたくもない客引きの声を聴くと不快になります。

がん告知、終末期医療・欧米文化との違い

終末期を支えるというテーマで読売新聞、時代の証言者で医師、山崎章郎さんが自らの体験を述べています。少し前までがんを告知しないというのが日本の医療界の常識でした。欧米の文化を体験した立場からの感想です。

まず、ホスピスと宗教の役割です。アメリカで知人がホスピスの牧師をしておりました。具体の場面を見たわけでありませんが、おそらく、余命わずかな患者にやさしく語りかけ「あなたは素晴らしい人生を生きました。まもなく神様のみもとに行きます。しばらく安らかに過ごしましょう。」とでも声をかけるのだろうと思います。日本の宗教を批判する意図はありませんが、日本の宗教でこうした活動をあまり耳にしません。 

2番目に率直に語る文化です。欧米での体験。日本の生活文化からするとギョッとする会話に接しました。2度目の留学でライス大学建築大学院での友人との会話。設計演習でパートナーになった友人。大変優秀な方でした。彼曰く「実の両親は自分を育てる力がなく教会に預け(捨て子)、教会の縁で養父母に拾われ育てられた。」と気楽に率直に語っていました。日本ではありえないことと思います。率直に何でも語る文化と思いました。率直に語るという点ではクリントン大統領のインターン学生との不倫騒動です。日本なら適当に隠し、あるいは、沈黙するかでしょう。クリントン大統領は記者会見でポルノ小説を語るがごとく率直にその場面を語りました。多くの国民は大統領が率直に語ったのだから許そうと納得しました。どの程度の納得かわかりませんが、大統領の職務を続けました。

 3番目は行政の情報公開の態度の差です。積極的に公表する文化と隠す文化の違いです。アメリカでは事件があると直ちに市長、警察部長(自治体警察ですので市長が警察の最高司令官です。市長は倫理観が高く、危機管理能力がないと務まりません)が記者会見し、何でも発表し、記者の質問に答えます。日本では「捜査関係者によると」の報道で大事件があっても不祥事があっても警察本部長、署長は説明の記者会見はほとんどしません。沈黙を守るのが日本の行政です。アメリカでは機微に触れる情報もどんどん出ます。私は設計コンサルタントをしており、官発注の仕事に応募しますが、入札結果を明らかにしない役所がいまだにあります。法律違反と思いますが。担当者に照会しても暖簾に腕押し。

4番目に自らのこと。10年前から身内に自分の終末医療、葬儀の考え方を伝えています。日本だと縁起でもないと忌み嫌われるかもしれませんが。自分で食べられなくなったら終わり、自分の意思を語れなくなったら終わり、チューブでつないで命を維持するのはロボットに電気を供給するのと同じ。また、医療費の無駄遣いと伝えてあります。

新聞の特集記事で改めて終末医療、情報公開を考えさせられました。

アメリカ・バイデン陣営の副大統領女性候補、立派な経歴

バイデン陣営は副大統領候補に女性を起用すると明言。その候補に数人の女性が読売新聞で紹介されました。ハリス上院議員(地方検事出身)、エイブラムス、元ジョージア州議会議員(弁護士)、クロブッシャー上院議員(地方検事)、ウォーレン上院議員(大統領候補であった、元ハーヴァード大学教授)などです。各人とも政治家に必要な法律知識を持っています。日本の政治家は知識より知名度などが優先する傾向があります。まずは基本的に知識を有する方、そして人柄です。

港区長にインテリはいらない。

平成16年1月、区長選挙の半年前の時期でした。自民党港区副支部長のTさん(長老の民間人)から「港区長にインテリはいらない」と言われました。真面目に仕事する姿勢に嫌味なお説教でした。言わせた人がいるだろうと想像しました。学歴がすべてではありませんが、過去の港区長の経歴は、専門性という観点から高学歴の方はいませんでした。人、売りは様々です。私の場合は長期にわたり様々なところで学習したことが生きるための武器です。それを生かせる環境で生かさないと私の場合は生きてゆけません。お互いそれぞれの武器に対し敬意を表さないといけません。

大手組織だから安心は誤解。結局は担当者次第。

建築デザイン、建築・都市分野コンサルを40年続けております。一匹狼(本当はヒツジ、若干のスタッフはいます)でやってきました。私の考えを理解いただき仕事をご依頼くださる方がいる一方で、大手組織の方が信頼できると大手信仰の方も多くいます。大手だからと言っても、一部のスタッフが担当するだけです。

1995年頃有名な大手シンクタンクに勤める先輩から電話がありました。「某区から3000万円の予算で高齢者問題の調査と政策立案の仕事の相談を受けたが、テーマに経験ある担当できる研究員がいない。仕事を受注した場合原田さん担当できないか?」、原田「喜んで担当させていただきます」と回答しました。私はそれまで個人で多くの自治体の高齢者政策の立案、高齢者住宅、高齢者向けの施設の設計をしてきました。結果的にその大手のシンクタンクは仕事を断ったとのことです。

既にブログに書きましたが、私が区長に就任した時、港区スポーツセンタープール棟、日本で2番目の大手の設計事務所が設計しましたが、私が積算書をチェックし、2000万円減額させました。大手設計事務所の積算ミスです。また、積算チェックしなかった当時の港区施設課のミスです。また、赤坂特養、中堅の設計事務所が担当しましたが、積算書を私自らチェックし、3億円の減額を指示しました。中堅設計事務所のミスというよりでたらめで、また、港区施設課のチェックせず、ということででたらめでした。

さらに、1985年設計した港区庁舎ですが、これは日本で最も大きな設計事務所の設計ですが、大きな設計ミスを区長就任後、見つけました。これも原田敬美のブログに書きました。私は区長に就任し発注者の立場になったとき、大きい組織だから安心だというのは誤解で、人を選べと指示しました。

ライオンズクラブ月刊誌。年功序列の問題指摘。

港区長時代ライオンズクラブの名誉会員(?)になり、その後現在も月刊誌を送っていただいています。最近の月刊誌に国際クラブ役員の年齢の問題指摘がありました。日本人の役員は60代、70代と高齢で、欧米の会長は40代、50代の若手が多い。日本人は年功序列で60代で役員になりその後理事、会長に就任、結果的に70代になってしまう。欧米では若い方がどんどん会長に就任している。日本も若い理事、会長が出なければという問題指摘でした。わが意を得たりでした。

日本は、組織内の調和が重要、年功が物言う社会体制です。会社も役所の組織も全く同様。出世競争に勝ち抜き、トップに就任した頃には心身とも抜け殻状態というトップも多いのではと思います。アメリカの典型例で大統領。今のトランプは例外ですが、オバマ、クリントン、ケネディなど40代の若い精力的な方が大統領に就任、国家を世界をリードします。

同窓会組織も同様。私がかつてフルブライト同窓会会長を務めた時は60歳。今の同窓会長は80歳近い方。「若い方が同窓会に出席してくれない」と愚痴をこぼしていますが、自分がその大きな原因を作っていることが理解できていないようです。私が同窓会長だった時(60歳)、フルブライトの世界同窓会長会議に招へいされ参加しました。なんとドイツのフルブライト同窓会長、女性で30歳です。オーストラリアの副会長は40歳代。

「年功」という価値観を一度捨て去って、「精力的に動ける」という価値観で選考すべきです。

建築・都市に関する出版計画

過去50年間、多くの国、都市を訪問、多くの建築と都市を見て感激したり、学んだことを再整理し、いくつかの観点に整理し原稿を書いております。今年出版したいと思っております。こうご期待。

1969年から1970年アメリカ、オハイオ州のウースター大学へ交換留学、1971年スウェーデンの設計事務所へ技術研修留学、1974年から1976年アメリカ、テキサス州ヒューストンにあるライス大学建築大学院にフルブライト交換留学。その後、国際会議への出席、多くの都市を訪問、視察しました。日本では考えられない発想の建築、都市計画を体験。また、資料を入手するため、市役所を訪問、市役所職員の親切さに感激、市議会や審議会(公開)に傍聴、議論の実態(ノウハウ)を学びました。そうした体験とその背後にある制度、関係した方からのヒアリングなどエピソードを交え書いています。建築、都市の専門家や政策立案にかかわる方、行政の関係者に読んでいただければと期待しつつ書いております。

一匹狼(本当はヒツジ)ですが、これまで共著含め10冊くらい出版しました。また、自費出版で数冊発刊しました。例えば「原田敬美の原稿集Vol.4」「原田敬美ブログ集」です。すべて一人での作業で、結構大変ですが、使命と思い作業をしております。