日別アーカイブ: 2014年8月17日

B29空襲で逃げ回った母、B29のパイロットだった親友の父

幼稚園、小学生の頃、就寝前、布団の中で母は、太平洋戦争中、B29の空襲で逃げ回った話をしばしばしました。1974年フルブライト交換留学生としてテキサス州ヒューストン市(人口200万の全米第4の都市)にあるライス大学建築大学院で学んだ際、多くの親友ができました。その一人、Tim Watsonはよく自宅に招いてくれ、シェフの奥さん(ドイツ人)の手料理で私を歓迎してくれた。ある時、実父はB29のパイロットで、日本で撃墜され、遺体も墓もない、日本そのものが墓場だと聞き、私は驚きました。

子供の頃母から聞いた話で、B29の空襲の際、高射砲で撃墜され(まぐれでしょう)、落ちてゆくB29を目撃したという話も聞きました。もしかしてその時のB29がTimの父親が操縦していたかもしれません。当時、親同士は戦争をし、子供同士は親友。1976年、私の両親がヒューストンを訪問、Timの家にホームステイ。両親は彼の実母と継父にも面会しました。1985年Timは東京を訪問、私の家にホームステイ。

運命の不思議を感じます。戦争がない仕組みを構築しなければなりません。しかし、ただ、戦争反対と叫んでいるだけではだめです。具体的な方策が求められます。

 

両親の出身地と公職のご縁

S県K市とW市で某分野の審議会会長を依頼されております。不思議なご先祖様とのご縁を感じます。K市は父方の祖母の出身地です。W市は母の出身地です。親戚が市役所に私を紹介したわけではありません。偶然、行政ルートで依頼されました。スピリチュアルなことに関心ありませんが、ご先祖様が「敬美、祖先の故郷で貢献しなさい」と命じたような気持ちです。両親の故郷の発展に、何らかの貢献ができればと念じてお務めさせていただいております。