日別アーカイブ: 2018年2月19日

NHKラジオ、英会話講座を家族で聴く。昭和30年代のラジオを囲む家族の風景?

英語力の維持のためNHKラジオで定期的に英会話講座を聞いています。家族がそろっている際は皆でラジオを囲み聴きます。昭和30年代の前半までラジオの周りに家族が集まり、ラジオを聴きながら食事をしました。60年前、ラジオ中心の家族の雰囲気を思い出しながら英会話を家族で勉強しています。

適材適所ならぬ不適材不適所人事、港区の外郭団体人事

港区にスポーツ文化芸術を所管する財団があります。スポーツ、文化、芸術に造詣の深い人物が理事長に就任し、辣腕をふるうべきです。しかし、単なる天下り人事で元副区長が理事長を務めています。私が区長時代の評価では氏はスポーツ、文化、芸術に全く向いていない人物と思います。政策本位、人物の能力本位で人事をすべきです。元副区長のあてがいぶちで就任させたなら区民に対する侮辱です。また、国際交流協会の事務局長も地方公務員としては着実に仕事をこなす人物でしたが、国際交流分野について専門知識、あるいは、ある種の意識を抱いている人物ではありません。不適材不適所の人事です。私の区長時代、武井区長は人事課長でした。こうした天下り人事を見ると人事のこと分っていないのではと気になります。

東京都内で大学新設を認めない、愚策です。1980年代の失敗政策を再び?

東京に若者が集中するからと都内に大学の新設を認めない法律が可決されそうです。与党の政策には共感できるものが相当数ありますが、この法律だけは納得できません。1980年代、23区から大学立地を制限した政策がありましたが、失敗に終わりました。失敗政策とまた復活させるのは愚かなことです。東京の大学立地を制限しても若者の気持ちを変えることはできません。地方が魅力ある大学立地、企業立地など大胆な政策を創り、実効すべきです。私が1969年早稲田の交換留学で勉強した大学はオハイオ州の人口2万人のウースター大学でした。私含め世界中から留学生がいました。また、全米から学生が集まっていました。名門大学の一つコーネル大学はニューヨーク州の人口3万人のイサカ市に立地しています。小さな自治体でも世界から留学生を集めるだけの魅力ある大学が多く立地しています。日本の地方都市は、創意工夫が足りず、ただ東京を批判しているだけでしょう。スポーツの世界で早く走るスリートに対し、「他の選手がいい迷惑だから、もっと遅く走ってくれ」とは言いません。東京都に人が集まるから怪しからんと様々精神に対する制約をするのはかつての共産主義国家と同じです。地方が独自にしっかり頑張り、正々堂々都市間競争をすべきです。できないなら、アイデア、知恵が出ないなら、市長、県知事、大学理事長は辞表を出すべきです。

武井区長の正確さを欠く挨拶、その2、犯罪が減りました、東京都全体で減少。

武井区長は新年会の席などで「港区内の犯罪は平成15年をピークに減少しています。」と触れます。正確さを欠く挨拶です。東京都全体の刑法犯認知件数は平成14年の約30万件をピークに平成27年約15万件と減少しています。港区だけが減少したわけでありません。武井さんが辣腕をふるったわけでありません。武井区長や区長のブレインは統計学を理解していないのか統計データを分析する能力に欠けるのか、しっかりと分析をし区民に説明をしなければなりません。

治安対策について、私が区長時代の平成14年、危機管理、治安対策担当課長のポストを用意し警視庁から派遣してもらいました。おそらく日本初の政策です。当時のU助役は理解を示さず、一部議会で反対もありました。私のリーダーシップで区役所に治安対策部門を設置しました。翌年、多くの区で同様の施策を採用しました。現在はほとんどの区市で警察官を警視庁から危機管理対策要員として派遣してもらっています。今では当たり前の制度となりました。文字通り原田のアイデアです。

武井区長の正確さを欠く挨拶、人口が増えました、本当は東京都全体が増えています。

武井区長は新年会などの席で「港区は人口が増えました」と挨拶をします。それは事実です。しかし正確さを欠いた発言です。専門学会なら間違いを指摘されます。「港区の人口が増えました。」とだけ発言すると、港区だけが努力しましたと誤解を与えます。正しくは「国勢調査のデータで平成12年から平成27年まで、東京都全体で14%増えました。都心区の人口の伸びは著しく、中央区が1番で94.7%、2位は千代田区で62.1%、3位が港区で52.6%です。」、「江東区、台東区、文京区などの都心周辺の区も25%から30%増加しております。」武井区長あるいは区長のブレインは統計学を理解していないのか、東京都や他区のデータを見ていないのでしょう。正確な内容に基づく挨拶をしなければなりません。