技術士会、男女共同参画委員会勉強会、その2

技術士会で、男女共同参画委員会の勉強会の内容紹介の続きです。自ら体験した、また、知識として知った海外の実情紹介を多く紹介しました。その一つに雇用の流動性があります。知人のアメリカ人女性。ほぼ同年代。30代はホワイトハウスで広報官。40代フォード自動車で広報部長。50代ボーイング社で広報担当の副社長。広報の専門家としてステップアップ。スカウトされてか自分の意志か不明ですが、専門知識を活かし異なる組織で就職し、活躍していました。

ニューヨークタイムズをインターネットで毎日読んでいます。2000年代の初頭、社長人事の記事がありました。高校教員からニューヨークタイムズに途中入社した女性が、社長に就任しました。その次の社長も女性でした。2代続いて女性社長です。

こうした女性の転職モデルは日本でほとんど聞きません。こうした転職自由の雇用の仕組みを作るべきです。一方で、メジャーなマスコミで社長以下トップが女性という会社を聞いたことがありません。新聞の社説や論説記事で女性の社会参加を建前を主張していますが、マスコミも男社会です。NHK、朝日新聞などメジャーな会社も女性の社会参画という点では批判されるべき対象です。

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