ファッションデザイナー髙田賢三の経営学、失敗の教え

髙田賢三の若い頃の体験について読売新聞にインタビュー記事が連載されています。数日前に書いたコラムの続きです。経営の問題です。私自身も本籍デザイナーですから経営について全くの素人、記事を読みながら我がことのように感じました。

フランス人共同経営者が髙田さんに一切相談なく友達を入社させ、給料も勝手気に決め、会社が多くの借金を抱えていることも後で知ることになったとのこと。その後、共同経営者を解雇したとのこと。

私自身も、デザインの仕事をする上で、スタッフや協力者との関係で「経営学」が必要と認識、社長となった以上経営者の視点、役割が必要です。厳しく、公正に業務を見て行く必要があります。スタッフの労務管理、事業資金の流れなど常に厳しく見て行かなければなりません。

港区長時代、区長自ら厳しく業務チェックをしました。気が付いた怪しげな業務には区長自らチェックのメスを入れました。官製談合、利権話、議員の生活ぶり(共産党の区議が高級外車に乗っていることを知り驚き、気を付けました。)港区役所の幹部、議会でもこうしたことに関心を持つ方はいなかったようです。経営は少しでも油断すると後年大きな失敗が生まれます。

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