区長秘話その10、就任に際し、「命、区民に預けた」

行政、政治、大規模組織運営の経験がありません。突然区長を頼まれました。職員、議員は「お手並み拝見」「新米だからいじめてやろう」など手ぐすね引いて待ち構えていると思いました。

噂で、官製談合の不正や開発利権を耳にしていました。区長職を進めるに、躊躇したり、身を引いたら終わりです。強い気持ちで前に出ないといけません。スポーツでも一瞬たりとも身を引いたら負けです。(剣道の昇段試験で下がったら不合格と聞きました)前に出ることだけ考えました。

強い気持ちで、「私の命を区民に預けた。原田敬美は死んだ。何も存在しない。ただひたすら区民の利益のために仕事をする」との覚悟をしました。気持ちがスッキリしました。強い気持ちですから、嫌味を言いながらプレッシャーをかけてくるベテランの区議も、世間で有名な方とも、一歩もひるまず仕事ができました。

政治でも、企業でも、あちらこちらでペコペコするリーダーはダメです。

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