港区長秘話ーその33 庁議の進行方法、率直な意見交換が大切

月に1回程度庁議が開催されます。港区の政策の最高意志決定の会議です。元区長の時は区長の議題に対し発言がなかったと聞きました。ある議題に対し部門の異なる部長から率直な意見が有意義です。総務課の若い職員が議事録を作成していました。会議活性化のため私が取った手段です。私が議長役ですが、同時に議事録を自ら作成しました。部長たちの発言は即、区長による勤務評定になります。部長たちは一議題に対し最低2回は発言するようになり、庁議が活性化しました。異なる意見、異なる視点の提案が重要です。その時の議事録は今でもファイルしてあります。部長たち、真面目に発言をしてくれました。当時の港区の庁議は活発な意見交換の場でした。今は知る由もありませんが、区長と2人の副区長は同期ですので、若干ぬるま湯的になっているのではと想像します。激しい議論もする緊張感が必要です。どの組織も。

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