技術士仲間、多摩市民H氏逝去。多摩市での工事監査ならず。

先日多摩市民、技術士で大学の先輩H氏が76歳で逝去されました。10年前技術士仲間と自治体の工事監査をする組織を作りました。H氏は精力的に多摩地域と神奈川県東部地域の自治体に工事監査の必要性を説きながら営業活動をしました。多くの自治体が必要性を評価し、工事監査を依頼しました。また、H氏を通して監査の必要性についての講演も依頼されました。H氏は住んでいる多摩市役所で工事監査をぜひやりたいと精力的に営業活動しましたが、無視され続けました。

昨年秋、H氏がセッティングし、多摩市役所で幹部職員や監査局長、数人の市議会議員を集め、工事監査の必要性について私に講義の依頼がありました。講義終了後、某幹部が「ガイドライン通り設計、工事しているから工事監査の必要性ありません」、某幹部「工事監査の効果が不明です」と発言。市議会議員も消極的な意識。私は彼らの監査に対する意識の低さに驚きました。周辺の自治体では熱心に工事監査をしています。H氏は老後の活動を地元の政治、行政ををよりよいものにしたいと地元のため様々ボランティア活動をしてきました。H氏の夢かなわず残念。しかし、こうも意識の低い幹部がいるもんだとあきれるばかりです。

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